ショートカッツ

2006年6月3日
ロバート・アルトマン Robert Altmanのショートカッツを見た。
3時間を越す長い映画だった。防虫駆除のシーンから始まり、様々な人間模様のドラマがコーラジュされ架空?将来のロスの大地震で物語が終わる。空間の取り方がリチャードプリンスを思い出した。まさにアメリカだ。レイモンド・カーヴァーの色々な物語が重なり、実像を無くしてどれがどの物語だか分からなくなってゆき、空虚でローファイなリズムでつづられていく様はアメリカを表していると思った。最後の地震のシーンはどうしようもない人間模様を自然や神の力によって決着をつけた気がした。物語が入り組んでいるため俳優に詳しい人とその俳優を初めて見る人とでは理解に大きな差がでると思う。トム・ウェイツの演技が良かった。

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