ルーザー

2006年6月9日
ルーザー
秋田県藤里町の町立小1年米山豪憲君(7つ)殺害事件で、死体遺棄容疑で逮捕された畠山鈴香容疑者に関してルーザーやスラッカーという言葉を思い出した。ルーザーやスラッカーはアメリカ社会からの落ちこぼれというか新しい世代の事でもあったかと思う。アメリカ化された日本でもそれは言えるのだろうか。ルーザーやスラッカーは日本の中で地方よりも東京で生きやすいと思う。そういう人達が多く、他人の目を気にする事もない。彼らをアルバイトでも請け負う場所がたくさんあるからだ。
畠山鈴香容疑者の様なルーザー的人物が秋田の地方で暮らすのは酷だったかもしれない。
下記は他の方が書いたものからの引用である。うまく要約されていると思う。
「ルーザー(loser)」という言葉を聞いても日本人はベックのヒット曲ぐらいしか思い浮かばないかもしれませんが直訳すれば敗者または脱落者。 負け犬、ダメ人間もこのルーザーというコドバで総称されるでしょう。 もう少し良い言い方をすれば弱者ということです。アメリカは勝者の国。 ルーザー達は非常に虐げられる国。 だからルーザーが主人公の映画はほとんど日の目を見る事がありません。 ハリウッド映画はハッピーエンドが決まりですから、ルーザー映画を作るのが難しい。
ルーザーの条件
ルーザーの要素とは:
1.モテない
2.仕事ができない
3.友達がいない

勉強が出来ない、はルーザーの要素に入れなくても、立派なルーザーが出来上がる。
だって、勉強が出来なくてもモテるし、友達もたくさん出来る。 大統領にもなれる(→ジョージ・ブッシュJr.) 特にバカ万歳のアメリカはむしろ、賢い方が嫌われたりする。
ナード (Nerd)という差別的呼び名は、勉強が出来る奴は即ち外見も悪く社交性も欠ける劣性人間だ、と考える傾向の現れ。
実際、アメリカの学園では子ども達は人気者(Popular)になることが最終目的だ。

スラッカー(slacker)という言葉がある。 リチャート・リンクレーターの 同タイトルの映画があるが、これを観るとスラッカーはどういう人達なのかひとわかり。 (残念ながら日本未公開)
スラッカーとは頭は切れるのだけど、何の実行力も無い人。 大学を中退、または卒業して、職に就かずぶらぶらしている人、または大きいことばかりいうけれど、実際には何にもしようとしない人、チャンスが来るのではないかとただ待って、自分からは何も行動をとろうとしない人などの事を言います。 何もする事が無いので、いろんなことを考えるから、話をさせると面白い。
でもそこに
4.頭が悪い
が加わるとルーザーになる。
SMフェチや植物人間に萌えたりするたぐいの人たち。 これが二重人格で表向きはバリバリのCEOとか弁護士だったりすると観るのも嫌。 だってそれだったらただのサイコパスでしょ。 見るからにルーザーでなきゃ、私は愛情を注げないの。

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